貯蓄2026年10月15日
生活防衛資金はいくら必要?置き場所と貯め方
車の故障、収入が途絶えた1か月、思いがけない歯の治療費。予想外の出費は珍しいことではなく、1年に一度もないほうが珍しいくらいです。生活防衛資金は、こうした出来事を借金に変えないために取っておくお金です。
いくら必要か
一般的な目安は生活に欠かせない支出の3〜6か月分です。住居費、光熱費、食費、交通費、保険料、ローンの返済などを合計します。娯楽費や、いざとなれば我慢できる支出は含めません。
- 収入が安定していて共働きの家庭なら、3か月分でも足りることがあります。
- 自営業・フリーランスの人、収入が変動する人、一人で家計を支えている人は、6か月分以上を目安にしましょう。
例:必要な支出が月20万円なら、目標は60万〜120万円です。
どこに置くか
このお金には「すぐに引き出せること」「急に価値が下がらないこと」の2つが求められます。普通預金など、いつでも引き出せる預金が向いています。株式や投資信託は向きません。相場が下がっているときに急な出費が重なると、損をして売ることになるからです。
毎日使う口座とは分けておくのがおすすめです。同じ残高に混ざっていると、緊急ではない出費に使ってしまいがちです。
無理なく貯めるステップ
- まずは第1目標を決める:生活費1か月分があれば、小さなトラブルのほとんどに対応できます。
- 給料日に自動で移す:少額でも先取りで貯めます。
- 臨時収入の一部を回す:ボーナス、還付金、不用品の売却代金など。
- 使ったら補充する:使うことは失敗ではありません。そのためのお金です。
借入がある場合は?
返済中でも、1か月分程度の小さな備えは役に立ちます。急な出費のたびに新たな借入をせずにすむからです。そのうえで、金利の高い借入を先に返し、その後に生活防衛資金を満額まで貯めるのが現実的な進め方です。
備えができてから投資へ
生活防衛資金がそろえば、相場の下落は「今すぐ困る問題」ではなくなります。支払いのために投資を売る必要がないからです。MonVaultでは生活防衛資金を貯蓄目標として設定して残りの金額を確認でき、必要な支出の実額もチェックできます。