基礎知識2026年10月15日
複利の力:早く始めることがなぜこれほど大切なのか
複利とは、元本だけでなく、すでに得た利益にも利益がつく仕組みです。最初のうちはほとんど実感できませんが、長い年月がたつと結果の大部分を占めるようになります。
以下は税金・手数料を考慮しない単純な試算で、一定の利回りを前提にしています。実際の運用成果は保証されず、投資助言でもありません。
毎月3万円を積み立てた場合
毎月3万円を、年平均5%で運用できたと仮定します。
- 10年後:投資額360万円 → 約466万円
- 20年後:投資額720万円 → 約1,233万円
- 30年後:投資額1,080万円 → 約2,497万円
30年後の金額を見ると、半分以上は自分で出したお金ではなく、運用で増えた部分です。さらに20年目から30年目の10年間で増える額は、最初の20年間で積み上げた額を上回ります。
早く始めることの重み
同じ条件で、25歳から65歳まで積み立てた人は約4,578万円、35歳から始めた人は約2,497万円になります。投資額の差は3分の1程度なのに、結果はほぼ2倍の差がつきます。
だからこそ、「まとまったお金ができてから」より「少額でも今から」のほうが有利になりやすいのです。
72の法則
72を年利回りで割ると、お金が2倍になるまでのおおよその年数がわかります。年6%なら約12年、年3%なら約24年です。
複利は逆にも働く
コストも利益と同じように複利で効いてきます。毎月3万円を30年間、市場の利回りが年6%だとすると、年0.2%のコストなら約2,900万円、年1.5%なら約2,278万円。わずかな差に見えるコストで、600万円以上の違いが生まれます。
借金も同じです。リボ払いの利息は利息にも利息がつきます。投資より先に、高金利の借入を返すほうが合理的なことが多いでしょう。
自分の家計にあてはめる
自分でコントロールしやすいのは利回りではなく、「いくらを」「どれだけの期間」積み立てるかです。まずは毎月本当に自由に使えるお金を知ることから。MonVaultなら実際の余力を確認し、貯蓄目標を設定し、純資産が年々どう増えていくかを追いかけられます。