少額から始める投資:インデックスファンドをやさしく解説
「投資にはまとまったお金が必要」「銘柄を選ぶ知識がない」と考えて、投資を先延ばしにしている人は少なくありません。けれども実際に多くの人が選んでいる始め方は、とても地味なものです。市場全体の値動きに連動する商品に、少額を毎月コツコツと積み立てる。それがインデックスファンドです。
この記事は情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。投資の判断はご自身の状況をふまえて行うか、専門家にご相談ください。
インデックスファンドとは
インデックス(指数)とは、ある市場を代表する企業の集まりです。たとえば世界の大企業や、日本の上場企業全体などがあります。インデックスファンドは、その指数と同じ割合で企業に投資します。勝ち組の企業を当てようとするのではなく、市場全体の成長からコストを引いた分を受け取ることを目指します。
最大の利点は分散です。1回の積立で数百〜数千社に投資できるため、1社の業績が悪くても全体への影響はわずかです。
新NISAを活用する
日本では2024年から新しいNISAが始まり、「つみたて投資枠」(年120万円まで)と「成長投資枠」(年240万円まで)で得た利益が非課税になります。生涯の非課税保有限度額は1,800万円です。老後資金づくりには、掛金が所得控除になるiDeCoという選択肢もあります。制度の詳細は変わることがあるため、口座を開く前に最新の情報を確認しましょう。
大切なのは「コスト」と「時間」
- コスト:年1%の差は小さく見えますが、数十年続くと大きな差になります。信託報酬などの保有コストを必ず確認しましょう。
- 投資期間:株式市場は悪い年には20〜30%下がることもあります。長い間使う予定のないお金で投資すれば、回復を待つことができます。
- 続けること:毎月決まった額を積み立てれば、「いつ買うべきか」に悩まずにすみます。
最初の1円の前に
次の3つを整えておくと安心です。リボ払いやカードローンなど金利の高い借入をなくすこと、急な出費に備えた生活防衛資金を用意すること、そして毎月本当に余るお金を把握することです。数か月後に使うお金で投資すると、最悪のタイミングで売ることになりがちです。
無理なく積み立てられる金額を知るには、ここ数か月の実際の収入と支出を見るのがいちばんです。MonVaultならその余力がひと目でわかり、すでに投資している人はポートフォリオを家計とまとめて管理して、純資産の全体像を確認できます。
月5,000円や1万円から始めても、まったく問題ありません。大事なのは金額の大きさではなく、何年も気持ちよく続けられることです。