スノーボール法とアバランチ法:複数の借金はどの順番で返すべき?
リボ払い、自動車ローン、分割払いなど、複数の返済を同時に抱えていると「たくさん払っているのに減らない」と感じがちです。月によってあちこちに少しずつ払うより、返す順番をはっきり決めるほうが、ほとんどの場合うまくいきます。
この記事は情報提供を目的としたもので、金融アドバイスではありません。返済が難しいと感じたら、早めに公的な相談窓口などに相談してください。
まずはすべてを書き出す
借入ごとに、残高、年利(実質年率)、毎月の最低返済額の3つを書き出します。少額なのに金利がとても高い借入があったり、何か月も利息ばかり払っていたりすることに、ここで気づく人が多いです。
2つの方法に共通するルールはひとつ。すべての借入で最低返済額は必ず払い、余ったお金はすべて1つの借入に集中させます。完済したら、その分の返済額を次の借入に回します。
アバランチ法(雪崩式)
金利が最も高い借入から返していきます。計算上、支払う利息の総額が最も少なく、最も早く完済できる方法です。
スノーボール法(雪だるま式)
金利に関係なく、残高が最も少ない借入から返していきます。利息はやや多くなりますが、借入が早く1つずつ消えていくので、やる気を保ちやすい方法です。
具体例
- リボ払い:残高30万円、年15%
- 自動車ローン:残高120万円、年3.5%
- 家電の分割払い:残高6万円、年8%
アバランチ法なら、余裕資金はまず最も高いリボ払いへ。スノーボール法なら、数か月で終わる6万円の分割払いへ。どちらの場合も、自動車ローンは最後になります。
どちらを選ぶ?
計画を続けるのが苦手なら、スノーボール法のほうがうまくいくことが多いです。完璧でも途中でやめてしまう方法より、続けられる方法のほうが結果は出ます。コツコツ続けられて金利の差が大きいなら、アバランチ法のほうがお得です。ごく少額の借入を先に片づけてから金利順に進める、という組み合わせもできます。
すべてを台無しにすること
- 最低返済額の支払いを忘れる:遅延損害金や信用情報への影響は、どの方法の節約分よりも大きくなります。
- 返済中にカードを使い続ける。
- 少しの備えもない:最初の予想外の出費が、またカード払いに戻ってしまいます。
MonVaultの返済プランナーなら、この比較を自動で行えます。借入ごとに金利と最低返済額を入力し、スノーボール法かアバランチ法を選ぶだけで、それぞれの方法で完済まで何か月かかり、利息がいくらになるかがわかります。すべての機能をご覧ください。